個人サロンを開業すると、どんな仕事があるのでしょうか?
「個人でサロンを開業したいけれど、実際の仕事はどんなことがあるの?」
個人サロンは、やってみると意外と自由な仕事です。
- 営業時間
- 店休日
- メニュー
- 内装
……などなど、さまざまなことを自分で決められるからです。
だけど見落としがちなのは、施術のほかにもいろんな仕事がある、ということ。
実は私も、せっかくの店休日を雑務に追われて過ごす、なんてこともありました。
というわけでこの記事では、そんな私の体験もふまえながら
- サロンを開業したら、具体的にどんな仕事があるか
- サロンの仕事を効率化するサービス
について紹介していきます。
なお、個人サロンの仕事の効率かについては、下記の記事を参考にしてください。
そもそも個人サロンの仕事にはどんなものがあるか?
そもそも個人サロンでは、どんな仕事(業務)があるでしょうか?
ここではざっくりと、6つの種類に分けてみました。
個人サロンを開業したらやるべきこと
- 現実的:備品の管理や陳列、サロンの清掃など現実に身体をうごかす仕事
- 研究的:競合を調査したり、企画を練ったり、セラピーについて研究するなどの仕事
- 芸術的:サロンの内装に創意工夫をこらしたり、広告デザインについて考えたりなど、芸術的な仕事
- 社会的:施術をする、接客をするなど人と接する仕事
- 企業的:サロン全体を管理したり、マネジメントしたりする企業的仕事
- 慣習的:書類作成や帳簿つけなど、あらかじめ決められたルールに従う仕事
もちろん、細かな作業はサロンによって違ってきます。
でもおおまかには、この6つの分野にわかれてくる。
そう考えてください。
あなたが好きで得意なサロンの業務は?
次に、ちょっとしたワークをしてみましょう。
これからサロン開業を考えていらっしゃる場合は、上の分類を見ながら、「好き・嫌い」、「得意・苦手」をそれぞれピックアップしてみましょう。
わからないときは、とりあえず直感で決めてみましょう。
下図のような感じです。
このワークの目的は、
- 開業前の準備として、サロンワークの中でのあなたの「好き・嫌い」、「得意・苦手」を見える化すること
です。
簡単なワークですが、自分自身に対する理解を深めるきっかけになるはずです。
個人サロンを開業するとき苦手な仕事を頼めるサービス26選
個人サロンだからこそ、やらないことを決める。
そしてできるだけ、「自分が好きで得意な作業」に集中できる環境をめざす。
そのために、次の3つのポイントを意識してみてください。
1) まずはひととおり自分でやってみる
まずはひととおり、個人サロンに関わる仕事を自分でやってみましょう。
実体験することで、得意・不得意が肌感覚でわかってくるからです。
2) 他人に任せられることはないか探してみる
次に、他人に任せられる仕事がないか探してみましょう。
- 売上管理を、家族や兄弟にお願いする
- ホームページ運営を、業者にお願いする
また、「サービス」を活用することもできるかもしれません。
- 顧客管理を顧客管理ソフトにまかせる
- カード決済を決済代行業者に任せる
といったような感じです。
下記を参考にしてください。
集金方法を増やしたい
クレジットカード決済を代行したり、自分自身のサービスを商品としてオンラインで販売できるサービスです。
外注を頼みたい
事務的な作業や、その他運営代行などを探せるサービスです
事業資金を準備したい
自己資金ではじめる場合が多いかもしれませんが、参考としてリストアップしておきます。
- 日本政策金融公庫(資金の借り入れ)
- キャンプファイア(クラウドファンディング)
売上管理をしたい
オンライン上で管理できる経理・会計ソフト(アプリ)です。
ビジネスについて相談したい
さまざまなセミナー情報や補助金、その他事業相談などを探せます
ホームページを作りたい
専門知識を必要とせず、ホームページを開設することもできます。
サロンの認知度を高めたい
レンタルサロンを見つけたい
はじめのうちは、レンタルサロンを活用することでリスクを抑えて開業できます。
書類作成しないといけない
Google のサービスを利用すれば、書類作成ソフトを購入する必要なく、オンラインでドキュメントを作成し、そのままクラウドに保存しておくことができます。
きれいなチラシやパンフレットを自分で作りたい
Canva を利用すると、簡単に綺麗なチラシやパンフ、名刺などのデザイン作品をつくることができます。
3) 思い切ってやらないことを決める
最後に、思い切ってやらないことを決める。
これも大切だと思います。
というのも、「実はやらなくてもよいこと」に時間と力を集中していることがあるからです。
サロンの仕事の選択と集中については、下記の記事を参考にしてください。
まとめ:個人サロンだからこそ「やらない仕事」「まかせる仕事」を意識してみよう
ここまで紹介したように、個人サロンにおける業務は、実はいろいろあります。
個人だからこそ、自分の力を注ぐ範囲を決めていきましょう。
この記事で紹介しているサービスなどを参考にして、業務を振り分ける参考にしてみてください
なお、サロン開業までの実体験について知りたいときは、下記の記事を参考にしてみてください。