サロン開業したら、その後の仕事は「選択と集中」を心がけていきましょう。
「思った以上にやるべきことが多くて、なかなか進まない……」
個人サロンはシンプルな仕事。
でも、それでもやるべき仕事はいろいろあります。
実は私も、「サロン開業後は、施術の仕事だけをやっていればいいんでしょ」などと考えていました。
そこでこの記事では、そんな私の体験をもとに
- 個人サロン開業後にやるべき仕事を絞りこむ大切さ
についてお伝えしていきます。
なお、個人サロンを経営する基本的な考えかたについては、下記の記事を参考にしてください。
サロン開業したらやるべき仕事にはどんなものがある?
まずはじめに、「サロンを開業したらやるべき仕事」について、おおまかな内容をご紹介します。
下図を見てください。
個人サロンの仕事
- 現実的:備品の管理や陳列、サロンの清掃など現実に身体をうごかす仕事
- 研究的:競合を調査したり、企画を練ったり、セラピーについて研究するなどの仕事
- 芸術的:サロンの内装に創意工夫をこらしたり、広告デザインについて考えたりなど、芸術的な仕事
- 社会的:施術をする、接客をするなど人と接する仕事
- 企業的:サロン全体を管理したり、マネジメントしたりする企業的仕事
- 慣習的:書類作成や帳簿つけなど、あらかじめ決められたルールに従う仕事
細かな作業は、サロンごとに変わってくるとは思います。
でもおおまかには、上の図のように6種類にわけることができる、と考えてください。
なんで個人サロンでは仕事の選択と集中が大切なの?
でも、なんでサロンを開業したら、仕事の選択と集中が大切になってくるのでしょうか?
ひとことでいえば、
- サロンの仕事を継続的に成功させるため
です。
さきほどの図のように、個人サロンにもさまざまな仕事・作業があります。
ひとりで全部こなすのは、なかなか大変です。
だからこそ、まずは自分が得意でやりたい仕事に力を集中させましょう。
そのほうが、やっぱり成功しやすいからです。
あなたの情熱と才能がかさなりあったエリアに力を注ぐための2つのルール
下図のようなイメージをしてください。
あなたの情熱と才能が重なりあった部分に力を集中させていきます。
そしてこのとき、次の2つのルールを守っていきましょう。
選択と集中の2つのルール
- 自分が集中して力を注ぐ仕事の範囲外のことはやらない
- 自分が集中して力を注ぐ仕事の範囲外のことをやっていたらやめる(他人にまかせる)
仕事に振りまわされてしまうとサロンもうまくいかない
逆に考えてみます。
うまくいっていないときって、
- 自分が苦手なことに時間をかけすぎていたり
- 手っとりばやく結果が出そうなものにとりあえず手を出してみたり
していませんか?
実はこれ、よくある失敗パターンです。
じゃあ具体的に、どのようにして「個人サロンの仕事の集中と選択」を行えばよいでしょうか?
あなたが集中して力を注ぐべき仕事の範囲を決める方法
といっても、やりかたは簡単です。
もう一度、さっきの図をみてみましょう。
個人サロンの仕事
- 現実的:備品の管理や陳列、サロンの清掃など現実に身体をうごかす仕事
- 研究的:競合を調査したり、企画を練ったり、セラピーについて研究するなどの仕事
- 芸術的:サロンの内装に創意工夫をこらしたり、広告デザインについて考えたりなど、芸術的な仕事
- 社会的:施術をする、接客をするなど人と接する仕事
- 企業的:サロン全体を管理したり、マネジメントしたりする企業的仕事
- 慣習的:書類作成や帳簿つけなど、あらかじめ決められたルールに従う仕事
とりあえず、セラピストなら右下の「施術と接客」は必須ですよね。
次に、下図のようなワークをしてみてください。
自分の興味と得意をもとに、やるべき作業を決めていきましょう。
苦手な仕事については、
- 家族や信頼できる友人に頼めないか?
- 外注サービスを活用できないか?
という順番で対処するとよいでしょう。
詳細は、下記の記事をご覧ください。