副業として自宅サロンをやってみたい。
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副業で自宅サロンをやってみたいけど、どんなことに気をつければいい?
セラピストは、腕一本で稼げる仕事。
そのような意味では、副業もやりやすいといえるでしょう。
では例えば、副業として自宅サロンを開業してうまくやるためには、どんなことに気をつければよいでしょうか?
![自宅サロン開業のイメージ](https://y.udagawa.me/wp-content/uploads/2209090900-300x169.jpg)
私は、店舗物件を契約してサロンを開業しました。
しかし私のクライアントには、自宅サロンを開業して大きく成功された方もいらっしゃいます。
そこでこの記事では、そんな私の経験をもとに
について、わかりやすく丁寧にお伝えしていきます。
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副業で自宅サロンを開業する方法
自宅サロンは、開業するだけなら簡単です。
セラピストの仕事は、看板を掲げれば誰でもができてしまう仕事だからです。
まずは、必要な手続きについて説明しましょう。
![サロン開業する手続きのイメージ](https://y.udagawa.me/wp-content/uploads/22052504-300x169.jpeg)
自宅サロンの開業に必要な手続き
といっても、そんなに難しくありません。
税務署に「開業届」を提出すれば OK です。
開業届はなんのために出すの?
お金を稼いだら、税金を納めないといけません。
開業届は、そのために提出します。
開業届を提出するときの主な注意事項
提出時期 | 事業を開始して一ヶ月以内 |
手数料 | 不要 |
個人事業主として自宅サロンを開業するなら、開業届を提出するだけで手続きは終了です。
もちろん開業したら、確定申告をして納税する必要があります。
不明点があるときは、税務署にて相談してみましょう。
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副業で自宅サロンを開業するメリットとデメリット
次に、副業で自宅サロンを開業するメリットとデメリットについて。
![経費削減のイメージ](https://y.udagawa.me/wp-content/uploads/2208241500-300x169.jpeg)
メリット:自宅がサロンになるので店舗家賃がかからない
これは副業にかぎらないのですが、自宅サロンでは、店舗家賃がかかりません。
「家賃を払うために施術をして稼がなくてはいけない」
個人でサロン開業すると、こんな状況に陥ってしまうことがあります。
でも自宅サロンなら、この苦労はありません。
つまり、ランニングコストを抑えられる。
これは大きなメリットです。
1) やりがいや充実感を得やすい
経費がかからないということは、自由に働けるということでもあります。
やるべきことよりも、やりたいことを追及できる環境、といってもよいでしょう。
やりがいや充実感を得られやすいというメリットがあります。
2) 好きを追及できる
経費がかからないので、自分の好きなことを追及することができます。
オリジナルのセラピーを開発したり、プライベートなサロンとしてお客さんとゆっくりとした時間を過ごしたり。
自宅サロンは、あなたのやりたいことを追及しやすい場所でもあります。
3) 失敗しにくい
経費がかからないので、金銭的な部分で失敗しにくいです。
ただし、初期投資をしすぎないように気をつける必要はあるでしょう。
なお、セラピストが独立して失敗しやすいパターンについては、下記の記事を参考にしてください。
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デメリット:不特定多数の人に自宅を知られてしまう可能性がある
自宅を仕事場にすることで、不特定多数の人に自宅を知られてしまう可能性があります。
「住所の詳細は、ご予約後にお知らせいたします」
という、住所をかくしてやっている自宅サロンもあります。
ただこれをやると、逆にお客さんが不安を感じる可能性もあります。
またデメリットというか、「副業で自宅サロンを開業したときにありがちなパターン」というものがあります。
あわせてここで、ご紹介しておきましょう。
1) 低空飛行になりがち
これがもっともよくあるパターンではないでしょうか。
つまり、「とりあえず続けてはいるけれど、お客さんがほとんどこない」というパターンです。
自宅サロンは、確かに経費を抑えることができます。
しかしお客さんからすると、逆にハードルが高く感じることもあります。
結果的に、細々と続けていくような状態になりがちです。
2) 集客が大変
どちらかというと、自宅サロンはアクセスが不便な場所にあることが多いです。
また、自宅に訪問するということで、警戒心をいだいてしまうお客さんもいらっしゃいます。
自宅サロンは、開業する側から見ると手軽です。
でも、お客さんからみると逆にハードルが高く見えることがあるのです。
3) お断りが多くなりがち
副業の自宅サロン経営は、その営業時間も短くなりがちです。
また予約というのは、特定の曜日や時間に集中しがちです。
そのため、いわゆる「お断り」が多くなりがちです。
なお、自宅サロンのデメリットとその克服法について知りたいときは、下記の記事を参考にしてください。
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自宅サロンで大成功されたクライアントに聞いたコツ
私のクライアントで、やはり自宅サロンをやられている方がいらっしゃいました。
郊外にあり、電車とバスを乗り継いで、やっとたどり着ける場所です。
お世辞にも、立地がよいとは言えません。
でも、ご予約がたくさんはいっていらっしゃいました。
少し昔のことになりますが、いくつかポイントを聞いたので紹介します。
![生活感のない自宅サロンのイメージ](https://y.udagawa.me/wp-content/uploads/2209121501-300x169.jpeg)
生活感を消す
これは、リラクゼーションサロンを開業して集客するためにやった4つのこと(実践編)の記事でも紹介した事例です。
自宅サロンだからこそ、生活感を消す。
実はこれ、なかなか大変らしいです。
でもお客さんをお迎えするのだから大切なことだ、とおっしゃっていました。
![自宅サロンならではの特別なセラピーのイメージ](https://y.udagawa.me/wp-content/uploads/2209051403-300x169.jpeg)
ならではのセラピー
自宅サロンの場合、あえて的を絞った「ここだけのメニュー」のほうが、うまくいくことが多いようです。
「私はなぜ、わざわざあなたの自宅サロンにまで足を運ばないといけないのか?」
言いかえると、こういう感じです。
自宅サロンだからこそ、しっかりと「理想のお客さん」を決める。
そうすることで、不便な場所であっても、遠くから通ってきてくださることが多くなるようです。
![お客さんとの関係を深めるイメージ](https://y.udagawa.me/wp-content/uploads/2209051402-300x169.jpeg)
お客さんとの関係を深める
副業で自宅サロンをやる場合、核となるお客さんが5人もいれば、充分でしょう。
核となるお客さんというのは、「常連さん(ファン客)」のことだと考えてください。
この常連さんが、あなたのサロンに通いつづけてくださる。
そんなイメージをもってください。
そして大切なのが、マニュアル的な接客とはまったく違う、個人店ならではの「お客さんとの関係づくり」です。
おそらくこれがないと、副業とはいえ自宅サロンで成功することは、難しいと思います。
より詳しくは、下記の記事を参考にしてください。
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まとめ:自宅サロンを副業でやるときに知っておきたいポイント
この記事では、自宅サロンの開業方法・メリットとデメリット・自宅サロンをうまくやるコツについてお伝えしてきました。
個人的には、副業で自宅サロンをやるという考えには賛成です。
なぜなら、リスクを抑えて自分の仕事ができるからです。
また最近ではシェアサロンなどもあるので、あわせて活用してみるのも手だと思います。