「サロンを開業したいけど、売上ってどれくらいあがるんだろう?」

私がサロンを開業するとき、売上については正直 “かなり甘く” 考えていました。

夢だったサロン開業が近づいて、ものごとをポジティブに考えすぎていたのかもしれません。

そのため開業後に、ひどく苦労したのです。

サロン開業して苦労しているイメージ

この記事では、そんな私の体験も踏まえながら、

について、わかりやすく丁寧にお伝えしていきます。

もしあなたが、リラクゼーションサロンの売上の予測の仕方や、売上をアップさせるための考えかたについて知りたい場合は、ぜひ最後までお読みください。

リラクゼーションサロンの売上を予測する基本的な考えかた

まずは、下図をご覧ください。

リラクゼーションサロンの売上予測のイメージ

これは、あるサロンの一日のスケジュールです。

  • 120分コースのお客さま×4人
  • 休憩は合間に1時間ずつ(片づけや準備も含む)

これはあくまでも、ひとつの例です。

例えば、私の知りあいの整体師さんは、「一日に10人くらいだったら余裕で施術できる」とおっしゃっていました。

大切なことは、あなたのサロンでは最高で一日に何人くらい(何時間くらい)施術できそうか? ということ。

リラクゼーションサロンで施術しているイメージ

あなたのサロンの一日の最高売上を予測する方法

では、上記の例をもとに、

  • 施術マット基準で「4回転」(時間基準では8時間)

で、サロンの一日の売上を計算してみましょう。

120分コースの料金を 10,000円とします。

4人のお客さまなので、4万円

もしもマット数が2枚あるならば、その倍の8万円

これが、あるサロンの一日の最高売上ということになります。

1) サロンの売上の計算方法

ここまでをまとめましょう。

サロンの一日の売上予測は

回転数(稼働時間)×客単価×マット数=一日の売上

で計算できます。

下図のようなイメージで覚えておくと、わかりやすいかも。

リラクゼーションサロンの一日の売上の計算イメージ
 サロンの一日の売上の計算式

2) 一日に何回転(または何時間施術)できる?

では、あなたのサロンでは、最高で一日に何回転できるでしょうか?

または、最高でどれくらいの稼働時間があるでしょうか?

わからない場合はひとつの予測として、「一日の営業時間の半分」を最高の稼働時間としてみてください。

あなたのサロンが、一日に10時間営業しているなら、その半分は5時間ですね。

これを、「施術をしている時間=売上が上がっている時間」の予測の最大値としてください。

チェーン展開しているサロンにお勤めのセラピストさんならば、「もっと稼働できるよ」と思うかもしれません。

特にクイックマッサージ系などは、どんどんお客さんをさばいていくからです。

でも、個人サロンとして予測するなら、「最高でも一日の営業時間の半分くらいしか施術できない」と考えておいてください。

2) 開業当初はどれくらいの回転数/稼働時間になるか?

ただしサロン開店したばかり、特にはじめの一年間くらいは、もっと少なくなると思います。

稼働時間が営業時間の 1〜2割程度、またはもっと少ないことも多いです。

ご新規さんしかいないからです。

サロンの一日の稼働時間のイメージ

サロンを開業するときは、ここをどう考えるか? がポイントになります。

最高のパターンから最悪のパターンまで、いくつかのパターンを予測しておきましょう。

そしてそれぞれのパターンに対して、それぞれ対処法を考えておくとよいでしょう。

3) 売上はどれくらいになるか?

さて、この「一日あたりの最高稼働時間」に、時間あたりの単価をかけてみましょう。

一時間あたりの単価を 6,000円、稼働時間を5時間とすると、30,000円 になります。

マットが複数あれば、これにマット数分をかけ算します。

これが、おおよそのサロンの一日の売上予測ということになります。

くりかえしになりますが、サロンを開業するときは、「営業時間×1/10」を稼働時間として予測してみましょう。

リピーターさんが増えてくるまでには、もっと少ないことも予測されます。

ここをどう乗り切るか?

さまざまな集客手段を考えておきましょう。

下記の記事も参考にしてみてください。

セラピストが売上アップについて考えているイメージ

リラクゼーションサロンの売上をアップさせる基本的な考えかた

じゃあ、「サロンの売上をアップしたい!」と考えたときは、どうすればいいか?

リラクゼーションサロンの一日の売上の計算イメージ
 サロンの一日の売上の計算式

この式にあるように

  1. 回転数(稼働時間)
  2. 客単価
  3. マット数

をアップさせていく。

これしかありません。

例えば、あなたがおひとりでサロンをやっていたとします。

そして、「売上を 1.5倍にしたい!」と考えました。

1.5(倍)=1.25 * 1.2

なので、

  • 稼働時間を 1.25倍に
  • 売上を 1.2倍に

すると、計算上は、売上は 1.5倍になります。

漠然と「売上を 1.5倍に」と考えるよりも、稼働時間と客単価をわけて考えてみる。

そのほうが、できそうな気がしてきませんか?

例えば、

  • ロングコースをおすすめする
  • オプションメニューを増やす

など、具体的なアイデアも浮かんでくるかもしれません。

サロンの売上アップについて知っておきたい4つのポイント

とはいえ、これはあくまでも計算にすぎません。

計算も大事かもしれない。

でも、実際のところはどうなんでしょうか?

そこでサロンの売上アップのコツを、いくつかご紹介します。

1) 予約は偏りがちになる

特にご新規さんの予約は、偏りがちになります。

簡単にいうと、ちょっと人気が出てくると、「お断り」もたくさんでてくる。

そんな風に予想しておいてください。

下図をもう一度、見てください。

リラクゼーションサロンの売上予測のイメージ

こんな風に、うまい具合に予約がはいるのは、なかなか難しいのです。

でも、例外があります。

それは、「常連さん(ファン客)」が増えてきたときです。

常連さんが増えてくると、こちらの事情を察してくださるようになるからです。

特に個人サロンの場合は、その傾向が強いかもしれません。

あくまでもイメージですが……

ご新規さんの場合は、「混んでるなら他に行くからいいです」という感じ。

でも常連さんは、「なるべく空いている時間にいくね」みたいな感じ。

あらかじめ、混雑の少ない、予約のとりやすい時間にはいってくださるようになるのです。

私のサロンでは、この差が結構、大きかったです。

常連さんが増えてくるについて、売上も自然とあがりやすくなったからです。

2) 価格の「相場」を探ってみる

施術は、目には見えないサービスです。

でもなんとなく、価格の相場というものがあります。

提供している施術の相場や、出店している地域での価格帯を調べてみましょう。

相場から離れた価格にする場合は、「なぜその価格なのか?」という理由と根拠があったほうがいいです。

3) 自分の施術の「価値」を探ってみる

自分の施術が、相場よりも高い価値があるのか? そうじゃないのか?

このあたりも、一度、探ってみましょう。

適正な価格を設定できると、ご新規さんもリピーターになりやすくなります。

もしかすると、あなたが思っている価値と、お客さんが感じている価値には差があるかもしれない。

なかなか難しいことですが、自分の施術の価値を客観的に見つめる努力をしてみましょう。

4) 「たったひとりのお客さん」があとあと大きな差になってくる

ここまで見てきたように、リラクゼーションサロンは他業種とくらべて、一日の客数が少ないです。

ということは、「たったひとりのお客さん」の予約をゲットできるか? できないか?

この違いがかなり、大きいです。

お客さんが予約してくださるか?

他のサロンに行ってしまうのか?

これは実は、かなり細かいところで決まってくるんじゃないか? と感じています。

ホームページやブログを使って、サロンの雰囲気だけでなく、施術の内容やあなたの想いなどを丁寧に伝えていく。

これが、あとあと大きな差になってくると思います。

この記事を書いた人

Udagawa Yushi

サロン集客プロデューサー/元オーナーセラピスト。
開業後1年間まったく売れず赤字続き → 独自の分析と膨大な検証を試し、毎月60名の新規客が集まる人気店に。
その知見を生かし、300名以上コンサル → 月商200万越え、講座を開催し全国から生徒さんが殺到などの成功例を輩出。あなたならではの "魅力" で売れるお店にするのが得意。
 
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