サロンを成功させるための実体験にもとづくポイントを6つご紹介します。
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「個人サロンを開業して成功させたい! どんなことに気をつければいい?」
下記の写真は、私がリラクゼーションサロンをやっていたときのお客さまノートです。
ぼかしてありますが、ご来店いただいたお客さんからのメッセージがたくさん書いてあります。
これはいまでも、私の宝物です。
![サロンのお客さまノートの写真](https://y.udagawa.me/wp-content/uploads/IMG_1187-2-edited.jpg)
「後悔しない生きかたをしたい」と考えてサロン開業しました
私が独立を決意したのは、父親の死と関係があります。
「人はいずれ死ぬ。それなら後悔しない生きかたを」
これが、父が最期に教えてくれたことでした。
実は私には、学生時代からの夢がありました。
それは、「カフェか雑貨屋をやる」というもの。
ちいさな夢ですが、自分にはふさわしいと感じていました。
しかしその夢は叶えられませんでした。
セラピストになったからです。
そして私は、サロンの開業を決意しました。
![私が実際に開業したサロンのイメージ](https://y.udagawa.me/wp-content/uploads/190516-tennai_image02.webp)
オーナーセラピストとしてサロンを成功させるために効果があった6つのこと
レンタルサロンやシェアサロンなどではなく、自分のお店を持つ。
これが私の夢でした。
……というわけで、私が実際に開業して「これはサロンの成功につながる」と実感したことを、6つのポイントにわけてご紹介します。
なお下記の記事では、時系列順にサロン開業準備でやったことをまとめてあります。
あわせて参考にしてみてください。
1) 店舗物件を借りるときは、日にちと曜日を変えて何度かチェックした
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物件は、一度、借りてしまうと自由に動かせません。
昼間は良さそうに見えた物件。
でも夜に行ってみると、見えなかった問題が見つかることも。
候補物件の周囲を、曜日と時間を変えて何度かチェックしました。
2) 競合店をチェックして「ならでは」の個性をだした
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私の場合、駅から自分のお店にたどり着くまでに、競合店は7店ありました。
実際にお客としてサービスも受けてみました。
「わざわざ私のお店まで来てくださるような、私のお店ならではの魅力」を見つけたかったからです。
サロンの成功については、いろいろな考えかたがあると思います。
私は、「セラピストとして自分らしく働けること」を目指していました。
3) 資金は12ヶ月分準備した
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開業したばかりの頃、いろんな人によく聞かされたフレーズがあります。
それは、
「サロンを成功させるためには、軌道に乗るまでの資金として、3ヶ月分は用意しておいたほうがいいよ」
ということ。
でも私は、最低でも12ヶ月は必要だと感じました。
理由は、資金がなくなりそうになると、精神的に追い詰められてくるからです。
3ヶ月分の資金を用意しておいたとしても、「あと1ヶ月分しか残っていない」という状況になったとき。
多くの人は、冷静な判断ができなくなります。
これが、失敗のもとになります。
なお資金については、地元の信用金庫の方に仲介してもらい、日本政策金融公庫に融資をしてもらいました。
4) チラシやホームページの効果測定をした
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チラシやホームページは、作っただけではほとんど効果がありませんでした。
そこで、きちんと効果測定して改善する、という流れを作りました。
ホームページは何百回、文章を書き換えたかわかりません。
チラシも、100パターンは作ったと思います。
そのかいあってか、だんだんと集客効果のある媒体を持てるようになってきました。
5) お客を選んだ
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お客を選ぶなんて、なんて偉そうな。
そう思われてしまうかもしれません。
しかし私は、セラピストとしての経験は、ほとんどないのに開業してしまいました。
なので、「できるだけ自分にあっているお客さんのほうが、お互いにとってよいだろう」と考えたのです。
例えば私は、会社員時代、パソコン仕事による肩こり・腰痛がひどかった。
なので、私と同じような悩みを持つお客さんならば、力になれるのでは? と考えました。
6) まずは1ヶ月のうち一週間だけでもいいので「予約いっぱい」の期間をつくれるように工夫した
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1ヶ月のうち一週間だけ、常連さんだけのキャンペーン期間を毎月、やりました。
すると、その期間はリピーターさんだけで予約が埋まってしまうようになりました。
このやりかたは、絶対おすすめというわけではありません。
でも、「毎月、安定して売上があがる状態」にはなったのです。
これで精神的には、かなり楽になりました。
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あなたらしいサロンの成功のために「ならではの魅力」を伝えていこう
ここまで6つのポイントをあげました。
あなたのサロンを成功させるために、特に大切なのは、どれでしょうか?
それは、
- 競合店をチェックして個性をだした
- チラシやホームページの効果測定をした
- お客を選んだ
です。
覚えやすく、ひとつにまとめましょう。
他にはない自分のサロンならではの魅力を、伝えるべき人に、きちんと伝える工夫をする
これがポイントです。
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まとめ:想いでつながることが個人サロン成功のコツ
サロンを成功させるために、メニューやその価格、立地も大切です。
しかしポイントになるのは、サロンの仕事は人とつながる仕事ということ。
そのために、「ならではの魅力」が伝えられるとよりよいでしょう。
なぜならそこにはあなたの想いがあり、想いが伝わることで、人と人がつながっていくからです。
そのひとつが、この記事のはじめに紹介した「お客さまノート」です。
あなたも自分の想いが伝わる、理想のお客さんに感謝され、そして自分も素直に感謝できるサロンをつくってみませんか?