- 2021/08/11 追記しましたので再アップします
好きなことで起業したい
と考える人は、思いのほか多いようです。
私自身は、「嫌いなことでなければそれでいい」と、考えています。
好きなことで起業するメリットとデメリット
あくまでも個人的な体験による感想ですが、好きなことで起業するメリットは:
- 好きなことなので作業が苦にならない
- 仕事をしていて楽しいと感じる瞬間が多いような気がする
- お金を稼ぐだけでなく、働きがいや充実感を得ることができる
といったところでしょうか。
好きなことで起業するデメリットも、もちろんあるはずです:
- 好きだからこそずるずる続けてしまう(撤退のタイミングを逃しやすい)
- 好きだからこそ視野が狭くなりがち(こだわりすぎてしまう)
- 好きだからこそ公私の区別がなくなりがち(気持ちと身体が休まりにくい)
といったところでしょうか。
「好き」にプラスするとよい要素
単純に「好きかどうか」だけでなく、他の要素も含めて考えてみることもおすすめします。
好きなことプラス、得意を活かして起業
そこで、好きかどうかは別として、得意かどうか? についても考えてみるとよいかもしれません。
他人よりもうまくできる、得意なこと。
これは案外、「自分では、好きでも嫌いでもないこと」が多いです。
というのも、それほど意識しないでできてしまっていることこそが、得意なことだったりするからです。
さらに客観性を活かして起業
最後に、難しいですが、客観的にみてどうか? についても考えたいところです。
どんなに自分が得意なことだとしても、もっと得意な人がたくさんいるジャンルなら、ビジネスとしては成立しづらいからです。
こうやって考えてみると、個性とか、自分らしさ、みたいなものが大切になってきそうです。
個性によっては、ライバルがいなくなるからです。
逆に考えれば、人をひきつける強烈な個性の持ち主ならば、好きなことで起業して食べていくことは、難しくないのかもしれません。
好きで起業することを否定しているわけではない
はじめに、「嫌いなことでなければそれでいい」と書きました。
これは、好きで起業することを否定しているわけではありません。
ただ、起業となりますと、当たり前ですが、失敗することもあります。
なのでまずは、「好きか/嫌いか」よりも「成功できそうか、どうか?」を重要視したほうがよいのでは?
と、考えています。
もちろん、「好きで成功できそうなこと」ならベストですけどね。
じゃあ、「どんなことが成功できそうなことなの?」ということになりますが、、、これがなかなか、難しいです。
そこで、考えるより実際にやってみよう!
ということで、自分のお客さんになりそうな人に提案してみて、反応を探る。
もっといえば、将来のお客さんと一緒につくる、くらいのイメージでもよいかもしれません。
時間はかかりますが、こんな風にチャレンジしていくと、起業も楽しくなってくるのではないでしょうか。