個人サロンの集客相談についてわかりやすくご紹介します。
個人サロンの集客相談をしたいのですが……
サロンの集客に悩んでいらっしゃる方、意外と多いです。
難しいのは、「誰かに相談したいけれど、どこの誰に相談すればいいかわからない」ことではないでしょうか?
実は私も個人サロンをやっていたときは、集客に悩んだことがあります。
そこでこの記事では、そんな私の体験をもとに
- 個人サロンの集客の基本と相談するときのポイント
についてご紹介します。
個人サロンの集客のコツ
はじめに、個人サロンの集客のコツについてお話しましょう。
個人サロンの集客とは、
- 素敵なお客さんを集め、そのお客さんにあなたのサロンのファンになってもらうこと
と考えてください。
サロン集客のコツは、素敵なお客さんにあなたのサロンのファンになってもらうこと
集客については、いろいろな考えかたがあると思います。
ビジネスである以上、売り上げ(数字)ベースで考える人も多いでしょう。
しかし私は、
- 「集客=お客さんを集める」という言葉のとおり、あえて「売り上げ」ではなく「人」にフォーカスすべき
と考えます。
なぜなら個人サロンは、人と人が触れあう仕事だからです。
ですから、あなたにとって素敵なお客さんを集め、そのお客さんにあなたのサロンのファンになってもらう。
サロンとお客さんの相思相愛的な関係をめざそう
「サロンとお客さんの相思相愛的な関係」をイメージしていただけるとよいかもしれません。
これができれば、「モノ(売り上げ)とココロ(やりがいや充実感、仕事の楽しさ)」のバランスがとれたサロン経営が可能になります。
では、そのためには具体的にどうすればいいでしょうか?
ファンになってもらうために顧客分類に応じた集客をする
上の図のように、お客さんを分類して、それに合わせた集客活動をします。
つまり「集客」とひとことで言っても、
- あなたのサロンのことをまだ知らない人に興味をもってもらって「そのうち客」になってもらう
- 「そのうち客」に足を運んでもらって「ご新規さん」になってもらう
これらはそれぞれ、別の作業が必要になってきます。
ここで、それぞれの顧客分類の詳細と、それに応じた集客活動について知りたいときは、下記の記事を参考にしてください。
個人サロンの集客のコツのまとめ
集客とは、売り上げをあげることではなく、お客さんを集めることです。
お客さんが集まってくれた結果として売り上げがあがる、と考えましょう。
なぜなら、サロンの仕事はお客さんと触れあう仕事、「人」が大切だからです。
そのうえで、サロンの集客のコツは、
- 素敵なお客さんを集め、そのお客さんにあなたのサロンのファンになってもらうこと
- そのために、お客さんを分類してそれに合わせた集客活動をすること
です。
とてもシンプルですが、まずはこれだけ覚えておいてください。
個人サロンの集客相談を成功させるポイント
ここまでを踏まえて、次に個人サロンの集客相談のポイントについてご紹介します。
というのも現在、個人サロンの集客相談をしてくれるところはたくさんあるからです。
そして「誰に相談するか?」によって、あなたのサロンの成否も変わってしまいます。
個人サロンの集客相談をする前に、次の2つのポイントをチェックしてみましょう。
個人サロンの集客相談をする前に…
- ブログや SNS を読んで「自分に合いそうか」をチェックする
- 「たった〜〜するだけで100万円の売り上げ!」みたいな煽りに釣られず冷静に判断する
この2点を踏まえて、もう少し詳しく解説します。
まずは相談する人をおおまかに2つに分ける
相談をする前に、そのコンサルタントのブログや SNS をチェックしてみましょう。
内容も大切ですが、それ以上にその人の「ひととなり」がポイントになります。
というのも、集客相談でありがちなのが、「煽りフレーズに釣られてしまう」というパターン。
相談する側のサロンは実際に困っていることが多いのですが、そんなときこそ、
- 〜〜しただけで、売り上げが100万円に!
- たった〜〜ヶ月で、売り上げが200万円に!
- 売り上げをあげるには、〜〜がすべて!
みたいな「煽りフレーズ」が心に刺さってしまうのです。
もちろん、嘘を言っているわけではないのでしょう。
しかし個人的な経験ですが、釣られて申し込んでも、よい結果を得られることは少ない気がします。
コンサルタントを区別するための2つのパターン
そこでそんなときのために、コンサルタントを見分けるための2つのパターンを知っておくと便利です。
- 自分の得意なパターンにクライアントを当てはめるコンサル
- 現状を分析してクライアントのためになる提案をするコンサル
自分の得意なパターンにクライアントを当てはめるコンサル。
これは確かに、「ハマると強い」という一面はあります。
逆にいうと、自分のやりかたに合う人だけが、その人のクライアントとして残っていく。
なので結果も出やすくなる。
ある意味、効率よいコンサルティングのやりかたともいえるでしょう。
もちろん、そうではないコンサルタントもいます。
さまざまな引き出しをもっていて、クライアントごとに効果的な提案ができる。
これは、どちらがいいとかすぐれている、ということではありません。
コンサルにダメージをくらわないために
しかし注意してほしいのが、「得意なパターンに当てはめるコンサルタントは、逆にこちらがダメージを受けることもある」ということです。
これは、相談する側にも責任があります。
つまり、はやく効果を出したくて煽りフレーズに飛びついてしまうことがあるのです。
そして、本心では気がすすまないことも、「売り上げをあげるため」とコンサルの言われるがままに頑張ってしまう。
こうならないように、集客相談をしたいときほど、慎重に相談者を選ぶようにしてみましょう。
まとめ
繰りかえしになりますが、サロン業は、人と人が触れあう仕事です。
だからこそ、売り上げではなく人にフォーカスすることが大切です。
あなたのサロンに素敵なお客さんが集まってくれて、その結果として売り上げがあがっていく。
この流れを覚えておくことが、長期的なサロン経営のためのポイントになってくると思います。
なお、自分の力で集客をしていきたいというときは、下記の記事を参考にしてみてください。