Udagawa Yushi スマホ断ちで人生は変わると思いますか？
2016年頃のことです。
当時の私は仕事、家事、そして育児に追われる毎日。
そんなときふと、「そういえば奥さんは毎日なにをしているんだろう？」と思うことがありました。
観察してみると、一日中スマホ。
授乳中もスマホ。
「何しているの？」
「ちょっと調べもの・・」
使用時間を確認させてもうと・・
なんと、一日に７〜８時間はスマホをながめている・・。
——本当は、スマホで何をしているの？
まあ、いわゆる政治的なコンテンツにはまってしまった、ということでした。
産後うつ的なものも、あったのかもしれません。
この記事ではそんな私の体験をとおして、
- スマホをやめたら人生変わるのか？
についてお伝えしたいと思います。
スマホ断ちとスマホ離婚
もしかしたら聞いたことがあるかもしれませんが、「スマホ離婚」という言葉があります。
スマホの何が離婚の原因になるのでしょうか？
それは、コミュニケーションです。
注意をスマホに奪われ、家族とのコミュニケーションが成立しにくくなるのです。
スマホ断ちの経験が離婚の危機を救った？
常にスマホファースト。
家族は二の次、三の次。
何のために一緒に暮らしているんだろう？
疑問をいだき、離婚に至る。
という感じらしいです。
我が家は、離婚しないで済みました。
ピンチを脱出できた理由は、何か？
そのひとつとして、「私自身がスマホ断ちの経験があったこと」だと思っています。
- スマホにハマる危険性
- スマホ断ちのメリットやデメリット
これらを実体験として知っていました。
だからこそ、奥さんがスマホにハマってしまったときも、慌てずうまく対処できたと考えています。
そこで次に、具体的なスマホ断ちのやりかたと、そのメリットデメリットについてわかりやすく紹介します。
スマホ断ちのやりかたとそのメリットデメリット
じゃあ、「スマホ断ち」は具体的にどうやればいいでしょうか？
まず大きく分かれるのが、
- スマホを解約しない「デジタルデトックス」
- スマホを解約する「完全なスマホ断ち」
です。
1) デジタルデトックスとは？
デジタルデトックスジャパンによると、デジタルデトックスとは次のようなことを言うそうです。
デジタルデトックスとは、一定期間スマートフォンやパソコンなどのデジタルデバイスとの距離を置くことでストレスを軽減し、現実世界でのコミュニケーションや、自然とのつながりにフォーカスする取り組みです。
デジタルデトックスジャパン より引用
簡単にいえば、デジタルデトックスとは、「一定期間スマホから距離を置く」というやりかたです。
これも一時的なスマホ断ちといえるでしょう。
2) スマホをやめると時間の使いかたや人間関係が変わり人生が変わる
しかし完全にスマホを断つには、やはり「解約」がベストです。
なぜなら時間の使いかたや人間関係が変わり、人生が変わるからです。
連絡先が消えてしまうため、人間関係をリセットするきっかけになります。
これは、一時的なデジタルデトックスとは違います。
まさに、スマホをやめたら人生が変わった、と実感する方もいらっしゃることでしょう。
私がスマホ断ちを決意した理由
私がスマホをやめる決断をした大きな理由は、仕事です。
当時私は、独立して自宅で仕事をしていました。
そのせいか公私の区別がなくなり、ストレスが溜まりがちになったのです。
そこで思い切ってスマホを解約することで、自分の時間を取りもどすことができました。
自分にあった「働きかた」を知ることが大切
この経験から私は、自分にあった働きかたを知ることが大切、と考えるようになりました。
そこでこの記事を読んでくださっている方に、「働きかたタイプ診断」を提供しています。
スマホ解約直後に不安に襲われた私の経験
とはいえ解約した直後は、不安になりました。
「自分だけが貴重な情報から取り残されているのでは？」
「なにか重大なニュースを見落としているのでは？」
でもそんな不安も、２〜３日で消えてなくなりました。
ある意味、幻を怖がっているようなものだったのでしょう。
それに私の場合、仕事でもパソコンは使っていました。
そのような意味では、デジタルデトックスとも違い、単にスマホを辞めただけ、といえます。
スマホ断ちのメリットとデメリット
そんなスマホ断ちのメリットとデメリットを紹介します。
スマホ断ちのメリット
- 携帯電話料金の節約
- 気分がすっきりする
- 目が疲れにくくなる
- 読書の時間が増える
- 日々の生活での充実感が高まる
- 仕事の効率がアップした
特に仕事に関しては、電話回線を解約したことで、顧客対応がずいぶん楽になりました。
それまでは、土曜日の夜にお客さんから電話がかかってきて応対しないといけない、そんないこともあったからです。
スマホ断ちのデメリット
デメリットもあります。
- 家族との連絡が取りにくい
- 仕事で外出するとき連絡が取りにくい
ここまでスマホが一般的になってくると、他者とのやりとりもそれが前提となりますよね。
なので、スマホを持っていないことで連絡が取りにくくなることが、よくありました。
スマホをやめるとき、またはじめるとき
現在、私はスマホを使っています。
理由は、子供が生まれたからです。
- 子供が生まれると病気や事故など緊急連絡が必要になることが増える
- 夫婦で外出したとき、オムツ換えや子守りの間に片方が買いものに行くなど、お互いに連絡を取りあいつつ別行動できると便利
- 保育園から連絡が来たときもスマホのほうがはやく対応できる
- 保育園からの連絡はプリントではなく専用のスマホアプリで行われる
特にコロナ禍をとおしてからは、善し悪しは別としてスマホがより必需品に近づいた気がします。
スマホをやめるのはそれほど難しくはない？
実際にやってみて思うのは、「スマホ断ちはそれほどたいしたことではない」ということ。
確かにスマホを解約することで、人間関係はリセットされる部分があるかもしれません。
でも実体験として、本当に大切な人との関係は、なんだかんだで残るからです。
困ったらいつでも契約しなおせる
それにスマホというものは、困ったらいつでも再契約できます。
（電話番号は変わると思いますが）
やめたら二度と手にはいらない、というものではありません。
なので、ものすごく慎重な判断が必要か？ というと、実はそれほどでもないのです。
しかしそれでも、これだけ日々の生活に密着しているスマホですから、やめれば生活が変わることは確かです。
もしあなたが、自分の生活そして人生を変えたいと感じたときは、スマホ断ちを試してみてもよいかもしれません。
まとめ：スマホ断ちをすると「実は自分がスマホに操作されていたこと」に気づける
私自身がスマホ断ちをしてみた実体験からいえることは、
- スマホを操作しているようで実は操作されているのは人間では？
ということです。
実際にスマホをやめてみて、そんな風に感じました。
もちろんスマホをやめるのではなく単に距離をおく、「デジタルデトックス」でも効果があると思います。
自分なりのスマホとの上手な付きあい方を考えてみてください。
