2019年11月28日

自立するための家庭科「正しいパンツのたたみ方」

自立とは、自分のことだけじゃなくて、他人のことも考えてあげられるということ

とはいえこの本「正しいパンツのたたみ方」は、内容もおもしろいです。

家庭科的ハウツー本みたいなタイトルなんだけど、それだけじゃない。

私たちの生活について、大切なんだけどあんまり教えてもらえないこと、が書いてある。

家庭科っていうと、「とりあえず調理実習と縫いもの」というイメージを持っている人も、いるかもしれない。

私も巾着袋を作らさました。

で、どうしても縫えず、セロテープでとめて提出しましたけれど、なにかの発表会で展示されちゃって、恥ずかしかったなあ。

そんな家庭科が共修になったのが、1993年~1994年くらい。

だから、家庭科なんて知らないよ、という人もいるはず。

生活力を身につけるために、自立できるようになろう

でも実は家庭科っていうのは、私たちの、現在そして未来の生活をつくるために必要な知識を教えてくれる教科でもある。

で、この本にある、「大切なんだけどあんまり教えてもらえないこと」っていうのはなにか?

それは、生活について。

私たちの毎日の生活について、

  • 自分自身のこと
  • 家族との関わり
  • 社会の中で生きる

というような章立てで、高校生として必要な知識をわかりやすく教えてくれます。

「生活力を身につけましょう」というのが基本的な主張です。

そしてそのためには、自立することが大切。

この本では自立について、4つに分けて紹介しています。

  • 生活的自立
  • 精神的自立
  • 経済的自立
  • 性的自立

家庭科でゲットできるスキルは「複眼思考」

ただし自立というのは、単純に自分のことが自分でできる、ということだけではなくて、相手のことも考えてあげられる、ということでもある。

それは、「他の人の考え方や価値観で、物事をとらえなおす能力を身につけたということ」で、

 これを「複眼でものを見る力」と言います。人生の選択に迷ったとき、複眼で自分の置かれている状況を振り返ることができたなら、おそらく後悔するような選択はしなくなるでしょう。

正しいパンツのたたみ方

家庭科を学ぶことによって得ることができるスキルは「複眼思考」である。

なんか、かっこいい。

家事と育児を楽しむために

この本は、大人の生活的知識の補充としても役に立ちます。

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO38203970W8A121C1000000

日本の父親は育児をしないとかよくいわれるけれど、そもそも家事や育児について何をすべきかまったく知らない・わからない、という人も多いんじゃないでしょうか?

それは実は、さっきも述べたように家庭科については「サブ教科」としてあんまり教わってこなかった人も多いと思うので、それも原因のひとつ、かもしれません。

個人的な体験ですが、私はこの本を読んで、夫婦のいさかいというか、奥さんに対してイライラすることが少なくなりました。

おそらくですが、男女は、お互いのことについてわかっているようでわかっていないこと、そもそもまったく知らないのでわかりようのないことが、結構、多いような気がする。

知ってわかれば、わかりあえる。

あくまでも我が家の場合は、ですが、そんな感じです。