おだやかな日々のための “手書き術” 入門 第六回です。

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おだやかな日々のための “手書き術” 入門 第六回

(続き)

今回の “手書き術” は、アイデア発想に役立つ「マンダラート」を紹介します。

真ん中にテーマを設定して、そこから連想されるキーワードで周囲の8つのマスを埋めていくというシンプルなフレームワークです。ですが、すべてのマスを埋めようと考えることにより、予想以上のアイデアを創出できることがあります。

アイデア創出だけではなく、やりたいことをリストアップするときや、問題解決のための課題を考える際などにも使えます。

そして、周囲の8マスをさらに展開した81マスのバージョンもあります。

ここまでやれば、かなりのアイデアを創出することができます。

ただしマンダラートは、どちらかというと質より量を重視する方法です。ですからその後で各アイデアを検討しなおすようにすると、より効果的でしょう。

日常生活においては、問題を解決するためのアイデアを発想する場合などに役立ちます。

例えば上記の例のような、「子育てをもっとうまくやるためのアイデアは?」とか「仕事を楽しくする工夫は?」などのテーマで取り組んでみると面白いかもしれません。

3つの “手書き術” を組み合わせて活用しよう

 ここまでで、「マトリクス」、「プロコン」、「マンダラート」という3つの “手書き術” をご紹介してきました。

この連載のテーマは、「おだやかな日々を送るため」ですから、そのような目的で活用してみていただきたいと思います。具体的には、これまでにもすこし触れてきましたが、「問題の解決」、「悩みごと」、「迷いごと」などに対してです。

例えばあなたは、「奥さんとの関係をもっとよりよいものに改善したい」、と考えたとします。

まずはマンダラートで数を重視して案を出して、それをマトリクスに配置して、理想の状況を明確にしていきます。その後、実行したいと感じたものについて、プロコンで検討する……。

これは一例ですが、このように組み合わせて活用していくことにより、状況を打ち破っていくことが可能になります。

また “手を動かすこと” によって、頭の中が整理されるような効果を感じることもできるでしょう。

手書き術は、自動的に正しい答えや望んでいるアイデアなどが出てくるわけではありません。どのようなテーマで、どのようなツールを選択するか? ということが重要になってきます。ここは経験が必要な部分ですが、だからこそあなたの一生モノのスキルとして、活用していくことができるともいえるでしょう。

次回は、これらの “手書き術” をさらに活用するための、プラスアルファのアイデアをご紹介します。

(続く)

この記事を書いた人

Y.Udagawa

趣味はクラシックギターと読書。2019年は「独立15周年!」の個人的お祝いイヤー。三児の父、全員男。