おだやかな日々のための “手書き術” 入門 第四回です。

いままでの記事はこちらのページ

おだやかな日々のための “手書き術” 入門 第四回

(続き)

今回は、より具体的な “手書き術” の活用法をお伝えします。

手書き術とは、一般的には「フレームワーク」と呼ばれています。ビジネス上の戦略立案や、アイデア発想などの創造的作業、また現状把握や分析といった作業などに活用されています。

そしてこれは実は、私たちの生活でも同じように、自分自身の考えを把握したり、分析したりすることにも役立てることができるのです。そのような意味で、“手書き術” とは、自分自身をすこし離れたところから客観的にながめることのできるスキル、ともいえるでしょう。

フレームワークにはいろいろなものがあります。そしてそれぞれには「なぜそうなのか」という「考えかた(思想)」があります。しかしここではそれをあえて簡略化し、“手書き術” としてご紹介します。なかでも代表的な3つを、“手書き術 入門編” として紹介していきます

といいましても、それほど難しいものではありません。どちらかというと、気分がすっきりして楽しい作業です。さっそく具体例をまじえて紹介してみましょう。

マトリクス

まずは下図。マトリクスといいます。見たことあるかもしれませんね。シンプルですが、有効性は高いです。

マトリクス

これはなんの役に立つか?

マトリクスは、ものごとを整理するときに便利です。

ここでは縦軸に緊急度、横軸に重要度を設定してみました。右上の「A」のエリアが「緊急かつ重要」ということになります。このように図化すると、右下の「B」の「緊急ではないけど重要」というエリアも忘れてはいけないな、ということに気づくことができるでしょう。

縦軸と横軸は、そのときのテーマに応じて自由に設定していきます。これは逆にいうと、「縦軸と横軸に何を設定するか?」がポイントにもなってくる、ということです。

  • 縦軸に「やるべきこと」、横軸に「やりたいこと」を設定する
  • 縦軸に「ニーズ(必要)」、横軸に「ウォンツ(欲求)」を設定する

日々の生活にどうやって活かしていくか?

マトリクスを活用すれば、現在の生活において大切なことはなにか? ということが分かるようになってきます。

また先に述べたような「緊急ではないけど重要」とか「やりたくないけどやるべき」といった、目を背けがちなことがらを客観的に見つめることができます。

もしもあなたが、いまの生活が忙しくて大切なことを見失いがちかも、、といったようなことを感じている場合は、ぜひチャレンジしてみてください。

(続く)